ブログ

みんな、宿題はもう終わった?

みかづきの日課はざっと次のようなスケジュールで進みます。

①到着
②自由遊び
③学習 or 作業
④おやつ
⑤パソコン(タイピング、プログラミング)
⑥小集団活動
⑦帰りの会

 

中学校は今日、小学校は20日が始業式のところが多いのかな。宿題をもう終えている子も多いみたい。自分の子ども時代を振り返り、最終日に泣きそうになりながら終えるタイプだったと思い出し、ちょっと苦い感覚が蘇りました(^_^;)

 

③の時間では普段は宿題をやっていますが、すでに終えていたり自分で決める力があるお子さんは作業も選択できるようにしています。

 

 

作業内容はお子さんの個性ややる気に応じて様々なものが準備してあって、この時間では得意なことが見つかったり、宿題よりも楽しいと感じたり、多くの新たな発見があります。もちろんこれから課題となりそうなことも見えてきたりするので、実はみかづきがとても大切にしている時間です。

 

複雑な作業でも手順を覚えるだけでなく、効率化する工夫をしたり、個性に合わせた環境設定を行うことで、びっくりするほどの集中力を見せてくれたりと、いろんなお子さんの表情を見ることができます。

 

この後に大好きなパソコンの時間が控えていることも関係しているのかもしれませんが…
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

学習の時間が嫌だなと思っても、誘われ方や提示のされ方次第で、楽しめちゃうこともあるはず。
嫌なことを無理矢理やらなくてもいいけれど、避けてばかりじゃうまくいかないこともあるから、だったらちょっとでも楽しめる方法を一緒に考えてみよう!!

投稿日:2020年01月14日(火)

パソコンだけじゃない。みかづきの魅力!!

雪が少なくて外で遊びづらい(^_^;)

例年になく雪が少ない。札幌雪まつりの準備にいつもより遠方から雪を運んでいるとのニュースも先日流れていました。都市部近郊のスキー場はオープンも難しいようで、このままではスキー授業にも影響が出るのではないかと心配しています。

さらに、少し積もっては溶けるの繰り返しで、ドロドロの地面があったり、気温が下がるとツルツルの路面になっている場所も見られます。そんな状況ではなかなか思い切り外で遊ぶのも難しいのではないでしょうか?

 

パソコンだけじゃないんですよ

みかづきの特徴でもあるパソコンを使用することばかりに着目すると、パソコン教室のような場所を想像するかもしれませんが、実はそうではなく他にもたくさんの魅力があるんです(`・ω・´)

それは、『みかづきルーム』!!

 

この部屋は学習やパソコンで集中が途切れた場合の小休憩や、集団療育、ちょっとした体を動かす活動に使用されます。事業所の面積(職員室を含む)は100㎡弱となるので、見学に来られた方は想像よりも広いと感じられる方が多いようです。

つまり、ルールさえ守ればちょっとした活動ならできるんです。トランポリンで跳んだり、縄跳びをしたり、サーキット遊びをしたり、テーブルで卓球をしたり…

ピアノやギターでそれぞれが作詞作曲した音楽が流れてくることも(笑)

お子さんの特性によっては、ある程度の集中ができれば素晴らしいと評価できる場合も少なくないのですが、そんな時は部屋を変えて休むこともできます。みかづきルームと学習室の間に職員室があるから、スタッフは子どもたちの動きを把握しやすいし、学習室で集中しているお子さんの妨げにもなりにくいというメリットもあります。

 

パソコンばっかりじゃなくてもいい

興味があって、パソコンに触れるのは嬉しいけれど、それほど長くは集中できない。このようなお子さんもたくさんいます。そのような時の代替プランも準備しているので、それぞれのお子さんの特性や課題にフォーカスした関わりを持つことができます。

なのでパソコンに興味のないお子さんでも大歓迎ですよd( ̄  ̄)
楽しむ中から興味を持っていくこともありますからね。

 

投稿日:2020年01月10日(金)

知らない世界を認めて一緒に楽しんじゃえ♪

みかづきでは現在、小学生から中学生までのお子さんが通所しており、時折とても落ち着いた雰囲気の中でそれぞれの時間を楽しんでいます。これは開所間もない事業所の長所であるかもしれません。集団が苦手でも、少人数の時からスタッフとの関係性を個別に構築できていれば、後から人数が増えても対処や配慮の仕方を事前に考えておくこともできます。

 

今日のみかづきでは、好きなキャラクターを選択して、プログラミングで漫画のようにセリフを言わせてみたり、ちょっとした音楽を再現したりと、色々試して独自の世界を広げていきました。

 

帰りの準備をしなくてはいけない時間には一区切りつけることができましたが、次回はさらにブラッシュアップしていきますよv(^_^v)♪

 

当初、全く知らなかったことでも、通所してくるお子さんが興味を持っていることには、スタッフも気になり調べたり、見たりします。すると、面白いことにどんどんその世界を共有して、気づけば一緒に楽しんでいることもしばしば…

 

こと、アニメや漫画については、最初からスタッフの中にも楽しんでいる者もいるのですが(笑)

これはスタッフが個人的に持ち込んだラジコン。
ちゃんと通所してくるお子さんの好みを把握して、一緒に楽しめると思って持ってきた。
はず…

 

 

 

 

こっそり子どもたちの通所前から試運転して楽しんでいるスタッフを見た私はしっかりと言ってやりましたよ!!

 

 

 

  「ちょっとやらせて」って。

 

 

 

 

 

投稿日:2020年01月07日(火)

年賀状が届いたよ!!

みかづきは開設してまだ1ヶ月しか経っていないのに、ポストをみると素敵な年賀状が届いていました。びっくりして、嬉しかったからすぐスタッフの全員に見せちゃいましたよ♪( ´▽`)
なぜか自慢げに…

 

内容は子どもたちとの秘密ですが、嬉しくなる言葉や飾りつけがされていました。
本日、新年初の通所となったみんなも、しっかりと礼儀正しく「今年もよろしくお願いします」と互いに挨拶を交わせました。

 

ちょっと長めのお休みになったから、「もしかして、他に楽しみなことを見つけて、来てくれないんじゃないの」と心配する気持ちもあったけれど、そんな心配はドアを開けた子どもたちによって見事に吹き飛ばされました(笑)

 

こんなにいい顔をして来てくれる子どもたちに、これからもずっと楽しみにしてくれる場所を作っていこうと、今年の目標が定まりました!!

 

さらには、年末年始を挟んで見学を楽しみにしてくれていたお子さんも来所し、子どもたちの純粋な好奇心や期待に全力で応えられるようスタッフ一同頑張ります。

たくさんのお子さんの笑顔を見られることを心待ちにしていますm(_ _)m

投稿日:2020年01月06日(月)

サービス利用する際の「契約」って何だろう?

 

なんとなく使用している、「契約」という言葉。
一昔前は福祉サービスを利用する際には「措置」と呼ばれる、行政が主体となってサービスの割り振りをするという時代がありました。そこから、サービスを選択する自由質の向上に目が向けられ、「契約」へと制度が移行した歴史があります。

 

民法上、『契約自由の原則』には、下記のような内容があります。



①締結自由の原則
②相手方自由の原則
③内容自由の原則
④方法自由の原則

 

 

かなり簡略化した説明となりましたが、放課後等デイサービスを利用する際も、事業所ごとに契約が必要となり、①・②の視点で少しだけお話ししようと思います。

 

児童を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、札幌市でも毎年事業所数が増加しているというデータが出ている中、お子さんの成長や個性に合わせた療育を受けられる選択肢は多くなっていると言えるでしょう。最近は様々な特徴を持った事業所も増えています。みかづきもコンピュータの教育を主軸とするサービス提供をしています。

 

相談に来られるお子さんの中には、複数箇所の通所をしているケースも多くあります。福祉サービスにおける契約の『自由』とは、締結もさることながら、解除にも適用されます。

 

このことは事業者もしっかりと肝に命じておく必要があり、常に知識の更新や変化を受け入れて改善していかなくてはいけません。さらには選ばれる側に立っていると意識する必要があります。

 

反対にお子さんや保護者の立場に立つと、定期的にサービスの見直しをすることが大切だと考えます。札幌市では相談室で計画してもらうよりも、保護者の方がセルフプランを立てているケースが多いのではないでしょうか。客観的な視点でコーディネートしてもらうことができれば、ニーズの移り変わりにサービスをマッチングさせていくことが容易となる場合もありますが、札幌市では相談支援体制の充実を図っているものの、まだ十分ではない現状があると言えそうです。

日々の子育てや生活、就労で大変な保護者の方々が、新たな情報を探すのも大きな労力となることは承知のうえで、一度サービスを見直してみることをお勧めします。

 

このような話をすると、慣れた場所を変えるというお子さんへの環境変化の影響を危惧する声も聞かれそうですが、社会では大なり小なり適応していく連続の先に自立があると言っても過言ではありません。

 

お子さんの育ちに大切な時期であるからこそ、もし「慣れている」という理由だけで迷いを持っていらっしゃるのであれば、最小限の環境の変化でより良い場所を探すことも一つの良い手段であると言えそうです。変えないことがマイナスになってしまう場合があることを認識しておくことはとても大切です。

 

誤解のないようお伝えすると、「他事業所をやめて、みかづきにおいで」と言っているのではありません。それぞれの事業所が独自の特徴を持っているならば、お子さんに合ったより良い選択ができるお手伝いを、事業所単位でしっかりとできる力量を持つことが重要だと感じているのです。

 

みかづきでは少しずつではありますが、他事業所にも訪問させてもらい、顔の見える関係を作ろうと模索しています。もしご相談に来られたお子さんや保護者の方の思いに対して、みかづきよりも他事業所の方がより適切だと思えば、しっかりと情報提供を含むご相談もできるようになりたいと思っています。

 

そのため、ご見学の際は、一緒に社会資源を活用する方法もご相談させていただきますので、肩の力を抜いてお気軽にお越しください。見にくるだけでも問題ありません。何しろ、①締結自由の原則があるのですから。

投稿日:2020年01月06日(月)