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アイロンビーズピカチュウ完成
みかづきの活動の中に、自分の好きな物をアイロンビーズで作るという活動があります。
その活動の中で立体のキャラクターを作るべく小学5年生の子が試行錯誤しながら作った立体アイロンビーズが完成しました。
立体のアイロンビーズを完成させるには、一つ一つパーツごとに作り、それを最後に組み立てる、とても手間がかかる作品になります。
顔の部分だけでも、顔と耳の部分の二か所のパーツを作りあげます。体の部分は胴体4方面、しっぽ、足と部分部分作った物を最後に組み立て、完成になります。
組み立てる工程で、上手に穴に入らずに崩れてしまい作り直し、
サイズが違う事に気付きやり直したりと、何度もやり直しをし完成した作品になります。
立体のアイロンビーズは平面で作るより何倍も難しく、繊細な作業です。
手先の器用さと空間認知能力が必要になり、とても難しい作品になります。
作った児童も愛着がある作品になっていると思います(*’▽’)
諦めずに最後まで頑張る姿は、とても素敵です。
自分達もやれば出来ると勇気を貰える作品ですね( *´艸`)
投稿日:2022年07月19日(火)
新事業所 開設のお知らせ
放課後等デイサービス みかづきは多くのお子さんやその保護者の皆様のご協力とご理解をいただき、ここまでくることができました。
この度、西区 発寒にて新規事業所を開設することをお知らせします。
これまで同様に子どもたちとともに楽しむことを忘れず、必要なスキルを身につけていくというコンセプトは変えずに、より多くの札幌市に住むお子さんたちの成長の一助になれたらと考えております。
すでに清田区では待機をしてくださるお子さんもおり、本来であれば近隣に開設することが、そのニーズに応えることとも考えましたが、みかづきが目指す地域で行う子育てや療育支援において、その幅を広げていきたいという思いが今回の西区での開設に込められています。
新たなる挑戦として、大きな期待と不安を抱えておりますが、私たちがこの2年半で培ってきた子どもたちの関わりで得た手応えや笑顔は、必ずやより多くのお子さんたちの支えになれるものと感じているところであります。
9月10日(土)には、これまでの感謝の気持ちと新たなる一歩を踏み出す勇気を込めて、豊平区 平岸にある『ダルマホール』にて『みかづきフェス』を開催する予定です。これまで頑張ってこられた子どもたちの努力の成果や、日々楽しんでいるタイピングやプログラミングの披露、大好きなことを楽しむ姿をポジティブに捉えられる機会にしたいと、スタッフ一同企画をしております。
どうぞ楽しみにしていてください。そして、今後も放課後等デイサービス みかづきの理念と運営に変わらぬご理解とご協力を賜れると幸いです。私たちの挑戦を温かく見守ってください。よろしくお願いします。
投稿日:2022年07月10日(日)
プログラミングと療育について 〜後編〜
【後編】
お世話になっております。佐藤です。
前編では学校やみかづきで取り入れられている「Scratch」についてご説明すると共に、プログラミング教育の意義について疑問を提示させて頂きました。
後編ではその解釈と、みかづきで実施する理由についてお話ししたいと思います。またも長くなりそうですが、お付き合いいただけると幸いです。
いきなり本題に入りますが、日本の教育を主導するビッグボス・文部科学省が提唱した「プログラミング教育の意義」を、要約してご紹介します。
・身近な生活の中にあるコンピュータの存在への気付きを促す。
・問題解決の手順を考えることで、論理的思考を身につける。
・各教科で養う思考力を基に、基礎的な「プログラミング思考」を身につける。
……いや、ちょっとわかりづらいですね。
なのでさらに意訳しますと、
「理屈が明快な『プログラミング』というツールを使って、目の前の問題を解決するための順番・方法を探る力をつける」
ということだと思います。
プログラミングは原因と結果がシンプルに結びついていて、「こうしたい」という結果が明確にイメージできればそこに向かう最短ルートを確保でき、最短ルートが見つかれば欲しい結果を最速で得られます。ただし、一つでも間違えると必ずどこかに支障をきたします。だから問題解決のための考え方を養うには最適、ということでしょう。
ちなみに原文でも論理的思考と「プログラミング的思考」はあえて区別されているのですが、これは恐らく「論理的思考(物事の理屈の組み立て方)」という大きな分類の下で、「プログラミング的思考(求める結果のためにより効率的に道筋をつける力)」を養いたいよ、という使い分けのためでしょうか。
さて長々綴ってまいりましたが、最終的に僕がお伝えしたいのは「何故みかづきでScratchをやっているか」です。
まずひとつには、大多数が馴染みの薄いScratchをみかづきで先取りし、学校でのパソコンの時間に「すごい!もうできるんだ!」と評価されることで、周りと関わるきっかけになったり、自信に繋げてほしい、というねらいがあります。
実際このねらいは一定の成果を挙げているようで、お子さんからの
「学校で褒められた!」
「友達に『ここ教えて』って頼まれた!」
という報告を耳にすることがあり、僕たちもとても嬉しく感じています。
ひとつめの理由をスキルの習得=「支援」と捉えるならば、もうひとつは反対に「療育」としての意味合いが強いかと思います。
何かと申しますと、それは「課題解決能力の向上」です。つまりは先ほど要約してご説明した「プログラミング的思考」の修得を指します。
自分が困った時、事態を打破する方法や手段をなんとかして捻り出さなければいけない場面は沢山あると思います。時には誰かの手を借りられず、ひとりでやる必要に迫られるでしょう。学年が上がったり社会に出れば尚のことです。
その時に、自力で問題の根っこを掘り下げて、どこに着目するか。原因がわかったら、どんな順番で何をしていくか。この作業がスムーズに、かつ不安すら感じないくらい無意識にできれば、これほど素晴らしいことはない、と個人的には考えています。
その基盤を作るためのプログラミングであり、さらに言えばそうした力の修得をサポートするために、我々デイサービスの存在があるように思うのです。
なんだか熱く語ってしまいましたが、みかづきで、それから学校でScratchでの活動を実施している理由はお分かりいただけたでしょうか。
今後も当事業所の取り組みについて勝手に解説させて頂こうと考えておりますので、お付き合い頂けると幸いです。
投稿日:2022年06月12日(日)
🌙プログラミングと療育について☆
【前編】
お世話になっております。佐藤です。
みかづきではお子さんたちの支援・療育にあたり、様々な活動を行っていますが、特筆すべきは何を置いてもScratchです。現在は主にScratch(と、タブレット版であるScratch Jr.)を主体に、プログラミングの活動を実施しています。
当たり前のように名前を出しましたが、「結局Scratchって何?」という方もいらっしゃるかもしれません。日本ではつい最近、学校教育の場で導入され認知度が高まりましたが、みかづきではそれに先駆けて療育に取り入れています。
Scratchとは、IT大国アメリカで一番すごい大学が開発し無料で公開した、見た目で直感的に組めるプログラミングのサービスです。
これの優れている点は、先にも触れましたが「見た目で直感的に組める」ところです。これって結構すごいことなんですね。
プログラミングというのは基本的に英語でできているのですが、ただの英文でなく専用の表現、文法で命令を書くという作業が必須になります。正直、大人であってもきちんと勉強していなければかなり面倒です。Scratchはその点を「命令が書かれたブロックを組む」という視覚的な手段で解決してくれています。
たとえば、レゴでロボットを作るとします。普通にブロックを組むだけでは動きませんが、もしブロックの一つ一つにできることが書かれていて、それらを正しく組み合わせて各部に置いたら、実際に動くロボットになる。そんな感じです。
だから学生さんはもちろん、僕のようなプログラミングを勉強していない人間でも、慣れればすぐ使えてしまうんですね。
ところで。
いきなり学校でプログラミングを始めたのを、まだ疑問に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
IT全盛の社会の中で、将来仕事で活かすスキルを身につけるため、と理解されている方もいらっしゃることと思います。もちろんそれは間違いではありません。
ただ僕は、スキルの習得のためだけにプログラミングを覚えているわけではないように思います。源氏物語を習った人がもれなく古文の先生になるわけではないし、微分積分が得意な子が全員数学者になるかといえば、そんなことはないのと同じです。
では一体、何を目的にこんなややこしいことをしているのでしょうか…?
【後編につづく】
投稿日:2022年06月03日(金)
プログラミング作品の紹介
https://scratch.mit.edu/projects/698430668
今日の活動でのお子さんの作品をご紹介します。
素敵な色づかいと世界観で、梅雨をテーマにしていましたが、とても晴れやかな気持ちになりました♪
みんなの感性をどんどん活かして、もっとたくさんの作品を見せてね٩( ᐛ )و
投稿日:2022年05月30日(月)