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Scratch(スクラッチ )をやってみる

放課後等デイサービスみかづきでは、プログラミングをブロックを重ねていくような感覚で覚えることができるScratchを使っています。

 

初めて触れるお子さんでも、マウスを使用して直感的に自分が選んだスプライト(ここではネズミやマフィン)にどのような動きや表示、音を鳴らすか等を設定することができます。基本的なことを身につければ、あとは試行錯誤しながら自分の好きなようにやってみることが大切。

 

失敗したっていいんです。何度だってやり直せます。
コンピュータは命令したことにのみ反応してくれます。逆に間違った指示(プログラミング)をしたら思うように動いてくれません。つまり、ちゃんと動かない時は誰のせいでもなく、自分の指示が悪いんです。たまにイライラするかもしれないし、上手に感情を整理できないかもしれません。けれど、その理由や課題を自身の中に見いだすことができるようになると、次にその対処方法を学んでいくことに繋げていけます。

 

プログラミングは「やりたいこと」までの過程を整理していくため、論理的な思考の訓練にも良いとされています。先が見えずに不安になったり、物事にこだわりすぎて次に進めないこともあると思います。
そんな時は結論や結果から今自分が何をすべきかを逆算をして、適度に取り組んだり、期限に間に合うように進めたりということができるように支援をするツールとしても使用できます。

 

保護者の方にとっては、パソコンは目が悪くなりそうとか、まだ早いんじゃないかとか考えるのは当然のこと。けれども、パソコンは上手に使えば多くのことを学べます。私たちはそんなコンピュータを扱ううえでの注意点や付き合い方もしっかりと伝えていきます。

 

ただ与えるだけではなく、有効に自身の特性に合わせて使いこなすということを目標に、個別の支援のあり方を考えていきたいと思います。

 

 

 

投稿日:2019年11月27日(水)

カードゲームに翻弄される(^_^;)

ワードバスケット

ワードバスケットというカードゲーム。置かれたカードの文字を先頭にして、手札の文字で終わるように『しりとり』をしていくという内容。しかし、これがまた難しい!

 

スタッフのカードもなかなか減らないんです。

他の人が言った単語を記憶して、語彙を増やしたりといくつかの工夫を重ねることで上達していくようですが、スタッフだけでやってみたところ、長い長い沈黙の時間がありました( ◠‿◠ )

 

面白いと思ったのは、手札を1枚増やすことを受け入れることで、すべてのカードをリセットできるというルール。私だけかもしれませんが、大人になると余計なしがらみやプライドがあって、なかなかリセットできないんです! ( ̄^ ̄)

 

ところが、子どもたちは思いつかなければ、どんどんリセットして言える言葉を探していく。挑戦の回数を増やし、チャンスをどんどん作り出していくのです。カードゲームやりながらも色々考えさせられました。

 

放課後等デイサービス みかづき(清田区)では挑戦を支えることをコンセプトとしていますが、日常の中で子どもたちから学んだり気づかされることも多いです。

 

既成概念や、勝手に作り出された枠に当てはめられるように窮屈に生きるより、周囲の人から生きていくのに困らない程度の配慮をしてもらったり、自身の特性を知って、自分らしくいられるように社会や他者との距離感を保つ方法を身につけるのも、一つの自立のような気もします。

そんなことを考える機会を与えてくれるワードバスケット…

ぜひ一緒にみかづきでやってみませんか?(笑)

投稿日:2019年11月26日(火)

パソコンだけじゃない、みかづきの特徴

パソコンと聞くと、「高学年以上じゃなきゃできないんじゃないの?」、「男の子ばかりなんでしょ」と思われる方も多いかもしれません。けれど見学に来られたお子さんは皆、小学校低学年や女の子でも、とても楽しんでいる姿を見せてくれます。「だけど、いきなりプログラミングは難しそう」というお子さんも、段階を追ってイラストやデザイン(iPad)、タイピング等を覚えていくことができます。実際にできたことが目に見えてわかりやすいということもあり、一日一日の中で成功体験を重ねるきっかけにもなります。

 

また、放課後等デイサービス みかづき(清田区)では、コンピュータを用いた療育のほかにも、自立に向けて様々な活動を取り入れています。それぞれのお子さんの課題に合わせ、個別に製作することも検討しています。

 

療育課題

 

手先の器用さを身につけていくことで、行える作業の幅を広げ、就労に必要な技術の基盤を作っていきます。また、遊びの中でもその子の抱える課題を意識しつつ、意図的な関わりを持つよう職員間で共有する機会を多く持っています。

 

『今』の関わりを大切にしながらも、将来への不安を感じている保護者の方も多いことと思います。私たちはお子さんと保護者のどちらにも寄り添いながら、より良い方法をともに模索していきたいと考えています。「パソコンはよくわからないし」と迷われている方も、一度ぜひ見にきてください。

 

投稿日:2019年11月25日(月)