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自身の成果を発表するということ

Scratchを使用してみると、プログラミングは「できた」という体験までのレスポンスが大変早いと感じます。私たちはお子さんの性格や考え、課題に合わせて、自身が思い描いた構想や工夫した点をアウトプット(発表)してもらう機会も大切にしています。

 

最初から上手に言えなくたっていいんです。「何をしたかった」のかを言語化できるようになれば、それに応じた手助けをしてもらうことも可能になります。いきなり言語化が難しくとも、誰かに自分が作ったものを知ってもらいたい、触れてもらいたいという欲求は、いつしかコミュニケーション能力を高めようとする動機付けにもなります。

 

だから、私たちは何かを伝えようとするばかりではなく、子どもたちが主体的に教えたり、伝えたりする場も意図的に持ちたいと考えています。苦手な子も多く、発表が負担になる場合があることもわかっているつもりです。それでもなお、楽しさや認められる経験を経て、その程度のストレスならば受け入れても良いかなと思ってもらえるよう支援していきたいと思います。もちろん無理矢理やらせることはしませんので、どのような雰囲気で関わりを持っているのか、ぜひ見に来てくださいね。

 

 

※テレビに自分の作品を映し出し、頑張った部分を発表してもらいました。猫が水中を自由に泳ぎ、クラゲやカクレクマノミ、カニも楽しそうに動き回っていたね♪

投稿日:2019年12月16日(月)