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Scratch(スクラッチ )をやってみる

放課後等デイサービスみかづきでは、プログラミングをブロックを重ねていくような感覚で覚えることができるScratchを使っています。

 

初めて触れるお子さんでも、マウスを使用して直感的に自分が選んだスプライト(ここではネズミやマフィン)にどのような動きや表示、音を鳴らすか等を設定することができます。基本的なことを身につければ、あとは試行錯誤しながら自分の好きなようにやってみることが大切。

 

失敗したっていいんです。何度だってやり直せます。
コンピュータは命令したことにのみ反応してくれます。逆に間違った指示(プログラミング)をしたら思うように動いてくれません。つまり、ちゃんと動かない時は誰のせいでもなく、自分の指示が悪いんです。たまにイライラするかもしれないし、上手に感情を整理できないかもしれません。けれど、その理由や課題を自身の中に見いだすことができるようになると、次にその対処方法を学んでいくことに繋げていけます。

 

プログラミングは「やりたいこと」までの過程を整理していくため、論理的な思考の訓練にも良いとされています。先が見えずに不安になったり、物事にこだわりすぎて次に進めないこともあると思います。
そんな時は結論や結果から今自分が何をすべきかを逆算をして、適度に取り組んだり、期限に間に合うように進めたりということができるように支援をするツールとしても使用できます。

 

保護者の方にとっては、パソコンは目が悪くなりそうとか、まだ早いんじゃないかとか考えるのは当然のこと。けれども、パソコンは上手に使えば多くのことを学べます。私たちはそんなコンピュータを扱ううえでの注意点や付き合い方もしっかりと伝えていきます。

 

ただ与えるだけではなく、有効に自身の特性に合わせて使いこなすということを目標に、個別の支援のあり方を考えていきたいと思います。

 

 

 

投稿日:2019年11月27日(水)