カテゴリー: プログラミング

Scratchのプログラミングをご紹介します!

こんにちは! みかづき清田の佐藤です。

皆様、GW中はどのようにお過ごしでしたか?

 

せっかくの連休ですし(暦上はほぼ終わってしまいましたが)、これまでの取り組みをより詳しく知って頂く機会を設けたいと思いまして、こうして記事をしたためている次第です。

ただ、いざ書き始めると意外に内容に悩むものでして、どうしようかな……と少し思案していたのですが、みかづきの特色として打ち出している「プログラミングを活用した療育」に因みまして、最近どんなプログラミングを提示しているのかご紹介したいと思います。

 

まず、直近で児童さん達に提示したものからご紹介します。

https://scratch.mit.edu/projects/836883302
(スペースキーを押す:耳かきを止める)

 

こちらは『メイドインワリオ』シリーズ(プレイしたことのある父兄の方はいらっしゃるのでしょうか……?)のようなミニゲームを作りたいな、という比較的シンプルなコンセプトで制作しました。

周期的に動く耳かきをタイミングよく止めるにはどうしたらよいか、

耳の穴以外の場所に突き刺さってしまったら何が起きるのか、

うまく耳の穴に入っていくと何が取れるのか。

お子さんたちに楽しんでもらいつつ、どのようにして動きを制御するのか、入力に対して何が起きるのか理解してもらうことを目的としています。

話は全く変わりますが、耳鼻科医の方のお話だと「耳垢は自然に排出されるから、基本的に家庭での耳掃除は必要ない、必要なら耳鼻科を受診してほしい」らしいです。ついやっちゃいますけどね。

 

季節行事に絡めたものだと、今年はこんなものを作りました。

https://scratch.mit.edu/projects/810802155
(マウスで操作します)

 

3月、桃の節句に因んで提示したものです。みんなでひな壇に人形を並べて、自分だけのひな飾りを作ろう、というプログラミングですね。

こちらは『ペン』という拡張機能を利用して、背景に人形をスタンプすることで成立しています。

私自身、三人官女や五人囃子がどの順番で並んでいたか正直記憶していなかったので、改めて学ぶ良い機会となりました。

余談ですがゲームやテレビなどの影響で「ひな人形(日本人形)=和風ホラー」というイメージが強かったのか、児童さんの中にはアニメーションを怖がる子、立ち絵やBGMを魔改造して思い切りホラーな作品を作り上げる子が多数いらっしゃいました。確かに自分も、小さい頃は不気味に感じてたかもしれません。

 

同じく季節行事といえばこちら。以前もご紹介したような覚えがありますが、会心の出来なので再度。

https://scratch.mit.edu/projects/803637786
(↑キー:スイング スペースキー:ダイブ)

 

バレンタインのあった週に提示したプログラミングです。ここまで行くと完全に佐藤の趣味です。

お子さん達には当然「この恋愛ドラマみたいなシチュエーションはなんだ」とツッコまれました。だって『バットでチョコを叩き割る』なんて荒唐無稽な場面には理由が必要ですし、ストーリーがあったほうが面白いじゃないですか……。

 

真面目な話をしますと、(多少恥ずかしくなるような)ストーリーラインが用意されていたとして、そうした場面や状況を汲み取れるかどうか、という点の評価も目的としていますし、肝心のプログラミング自体は本気で作っています。

スコアに応じてセリフが変化するのもそうですし、コスチューム(イラスト)を高速で入れ替えることでキャラクターが動いているように見える、というアニメーションの仕組みを説明しているので、わりと高度な内容でしたが、お子さん達の多くは楽しみながら制作に取り組んでくれていたように思います。

 

ちなみにバッターの絵は自分で描きました。打者を背中(キャッチャー側)から見た絵のフリー素材って意外になくて、自力で解決するしかなかったんですよね……

お子さん達にも、その気になればデジ絵を取り込んで自分の描いたキャラを動かせるんだぞ、という話もさせて頂いたのですが、未だにそのような子は現れません。絵を描くのが好きなキミ、ぜひ挑戦してみてくれよな!

 

長くなってしまいましたが、この数カ月の間に提示したScratchの作品を3点ご紹介させて頂きました。

今後も機会がありましたら、日頃のプログラミングの様子をお伝えしたいと思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

投稿日:2023年05月08日(月)

児童のプログラミング作品を公開しています(^-^)v

https://scratch.mit.edu/projects/612743574

みかづきに通う中学生が制作したアクションゲームです(๑>◡<๑)
操作性も良く、ドラゴンの攻撃も多岐に渡ります。これまでの経験を活かしてゲーム難易度も調整できています٩( ᐛ )و

みんなで楽しくプレイしていますので、ぜひみなさんもリンクから挑戦してみてくださいね!!
もし楽しんでもらえたら、ハートや星マークをクリックして反応してくれると、みんなが幸せな気持ちになります♪( ´▽`)

 

投稿日:2022年02月16日(水)

ゲームだって使い方次第!! やってみよう

多くの子どもたちが好きなテレビ番組を見ているときに、一度はこのソフトのCMを見ているのではないでしょうか?

 

「これはみかづきでやるんじゃないかと思っている」などの子どもたちからの鋭い発言を受けて、

えぇ、もちろん導入しましたとも!!

 

発売日当日に夜な夜なダウンロードして試しにやってみましたよ…

 

そして、どうやって活動に取り込めるかを考え、6/11に初めて子どもたちと一緒にプレイ

 

感覚的に操作できることと、ナビに従っていくことで簡単なゲームが完成していきます。
それにやはりゲーム機(Switch)を使っているという認識も子どもたちの好奇心をかき立てます。

けれど、ゲームを進行していくと中には退屈そうにしているお子さんもちらほら。パソコンの時間に選択できるようにしていたため、いつものScratchに戻る子も多くありました。

 

いつもやっていることの方がしっくりきたのか、はたまたこのソフトの魅力を引き出すプレゼンができていないのか…

 

ちょっと思っていた反応と違ったので、これはスタッフで楽しそうなゲームを作って、興味を惹きつけてやろう!!

 

というわけで、頑張って作成中です。みんな楽しみに待ってろよ!!

投稿日:2021年06月11日(金)

Scratchの基本④ ~サイコロを作ろう~

先日、子どもたちと作成したサイコロのプログラミングを紹介します(‘◇’)ゞ

最初にスプライトを描くを選択し、コスチュームに1~6までのサイコロを描きます。数字を表す点の図形は「Ctrl +c」と「Ctrl +v」のショートカットキーを使用して複製していくと効率的です(*^^)v

 

コードは写真の内容としますが、できるだけコードを簡単にすることも、子どもたちが楽しむためには必要なことです♪

たったこれだけで、実際のサイコロを振ったように乱数で1~6の目が出るようになります。
すごろくなどの活動と組み合わせて、みんなで楽しく遊んでみよう!!!(^^)!

投稿日:2020年12月08日(火)

Scratchのきほん③

今回はみかづきでも、子どもたちから要望が出ることが多い、シューティングゲームや対戦ゲームを作ろうとしたときにスプライトから弾を発射するプログラミングを紹介したいと思います!(^^)!

ここで重要なのは、クローンされたときの処理が一つだけの場合、弾が飛んでいく方向が右(または左)のどちらかになってしまいます。そのため、変数(今回は[i]としています)を使って、ネコのコードの「右向きやじるしがおされたなら」のブロックの下に「iを1にする」、「左向きやじるしがおされたなら」のブロックの下に「iを-1にする」を入れておくことで左右の向きを調整することができます。

 

ちょっとだけ難しいかもしれませんが、弾がうてるようになるだけで子どもたちの興奮と楽しみは3倍くらい高まります( ゚Д゚)

そのため、みかづきではそれぞれのお子さんの理解や能力に合わせて、テレビを使って視覚的に手本を示したり、パソコンではなくタブレット(iPad)で感覚的に操作する方が得意なお子さんにも対応できるようツールを準備しています。

 

「うちの子には難しいかも」と尻込みする必要はございません。大切なのは楽しみを持って通所して、そこで認められる機会が十分に確保されるということ。お子さんによって興味のあることや好きなことは違いますので、個別にご相談させていただきます。

 

もし、ご興味をお持ちいただけたなら、定期的にプログラミング体験会も開催しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

投稿日:2020年09月27日(日)