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多くの事業所から学びを得て

昨日、かねてより見学できたらと考えていた、札幌チャレンジドにお邪魔してきました。
代表自ら丁寧に対応していただき、障がい者の就労や雇用を支えるこれまでの経験や工夫、挑戦を学ぶことができました。

世間的にコンピュータが普及しはじめたという頃から、障がい者の支援とICT教育を結びつけ、先駆的に活動されてきたNPO法人であり、常に革新性を持って挑戦するという姿勢に強い刺激を受けました。

札幌チャレンジドは札幌駅からのアクセスもよく、自身の力で通うということも大切にされているとのことでした。対して清田区は公共交通機関の利便性が良いとは言えず、必然的に移動は車を使用することが増え、放課後等デイサービスに通うにも送迎のニーズが多いです。送迎にかかる乗車時間が長くなれば、子どもたちにとって負担となり、さらには療育にかける時間を減らすことになります。

 

せっかくコンピュータに興味をもって、通所を決めてくれたのならば、できる限り時間を有効に使い、楽しい時間を過ごして一日を終えてもらいたい。住んでいる地域で挑戦する機会が減ることがないように、地域で支える一つの選択肢としてあり続けたい。そんな思いを持って、みかづきは誕生しました。

 

それぞれの事業所が持つ長所や強みは違うもの。そうであるならば、自身の事業所の強みを理解して最大限のパフォーマンスを発揮できるよう支援を行い、反対に苦手なところは思い切って他の連携が取れる事業所へ繋げる支援もあり方の一つなのかもしれないと思っています。

 

これからも多くの事業所の特徴や良い面を積極的に学び、絶えず成長を続ける組織でありたいと考えています。

投稿日:2019年12月03日(火)