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おにぎり作り(高学年向け療育プログラム)
先週の土曜日には雪の知らせがありました。とうとう札幌でも雪が降ったとか。雪虫が発生したりと雪が積もる日も近いのでしょうか!?
以前から計画している高学年療育プログラム第二段として「おにぎり作り」を計画していました。「1人で家にいる時に自分でご飯の準備をするなど将来的に自立して生活する際に必要な自立スキルを身につけていく」ことが目的のプログラムです。朝ごはん程度のメニューが作れるようになれば、お父さんやお母さんたちが忙しいときや学校のない日の昼食などを安心して任せられるのではないでしょうか(#^^#)
まずは、おにぎりの中に入れる具を考えたり、お米の炊き方を学ぶ「おにぎり作戦会議」をしてから実戦に移りました。
みかづきに通っている子ども達に人気の具は
1位 からあげ
2位 チーズおかか
3位 鮭
です。唐揚げは普通に食べても良し、おにぎりに入れても良しという黄金食材ですね♬みんな大好きなようです。個人的感想として意外だったのが、2位のチーズおかかです。どうやって作るの?と聞いてしまいました(笑)2回参加したお友達は、今回もチーズおかかだな(*’▽’)と嬉しそうに話してくれていましたよ!私もこんど自宅で試してみようかと思います♪
みんなの新たな嗜好も発見できたところで実戦です。
通常の時間割の曜日のメニューは「おにぎりとウインナー」
土曜日や短縮4時間授業の日は「おにぎり・卵焼き・お味噌汁」など調理を入れた献立を計画しました。
どの曜日も楽しく活動に参加出来たのではないでしょうか。
おにぎり作りは、サランラップを使って握る方法でおにぎりを握っています。
机にサランラップを敷いて、ラップの上に塩を振る。具材を載せて、その上にご飯を載せて、再度塩を軽く振る。
最後にサランラップの4つ端をまとめて、握っていく方法で取り組んでいます。
机の上にご飯を敷いて丸める手法をとるのは、手で包んで握るのとは違いご飯の量を測るのが難しくなってきます。このぐらいの分量が良いと視覚提示をしても、実際握った経験がないとどれくらいの量が正しいのか難しく巨大おにぎりが出来上がっている子もいました。それも一つの経験として今後に生かされていくのではないかと思います。
卵焼きは土曜日の通所児のみの実施です。中高生が担当してくれました。
最近自宅でお手伝いをしていると話してくれた子もいます。とても上手に巻けましたよ。
初めて作ったと話してくれた子は、予想以上に上手に出来たようでとても喜んでくれました♪
お味噌汁は火曜日と土曜日登園してくれたお友達で作りました。
具材を切る係・材料や調味料を計量する係・味付けをする係など、それぞれ役割分担して臨みました。
人数が多いと担当する役割が少しになってしまいますが、お友達の役割を見ながら取り組むことで自身の学びにもつながっていると思います。
最後はみんなで「いただきます」
自分達で作ったご飯は、格別のようで、「お味噌汁、まだありますか?」「おかわりして良いですかー?」と素敵な言葉が飛び交っていましたよ(*’▽’)
片付け、お皿洗いまでして終了しています。みんなで作るから楽しい。僕がやりたい。私がやりたいと挙手してくれました。今回の経験を踏まえて少しずつでもお家のお手伝いに繋がってくれたらと思っています♬
みかづき 谷田
投稿日:2024年10月31日(木)