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子どもたちを地域で育てる ~事業所間連携の視点から~

ここ数年、札幌市内では児童発達支援、放課後等デイサービスの事業所数が大きく増加しています。
社会がお子さんや保護者の方が持つ多様な要望に応えやすくなったり、選択肢が増えるメリットがある反面、経営的な意味合いも含め事業所間の競合もまた増えていると捉えることができます。

 

デイサービスには地域で子育てを支える一つの機関として役割を求められていると考えています。それを前提にすると、複数の事業所を利用するケースが増えている昨今、競合だけでなく事業所間でしっかりと連携して一人ひとりのお子さんを支えていくことは当然とも言えます。また、課題を共有したり支援の方針を統一するというのも、お子さんの育ちにはとても大切な視点です。

 

しかし、他のデイサービスがどのような活動や支援をしているのか知る機会というのは、意識的に目的を持った行動をしなくては実現できません。現在、みかづきでは少しずつではありますが、学校や児童館、他事業所への訪問とお子さんの情報共有を積極的に行っています。

 

もちろん、感染防止の観点から時間帯、人数、体調確認、予防対策をしっかりと行い実施しています。
決して対面での訪問や打ち合わせにこだわってはおらず、お相手の事業所のご事情等を考慮して、お電話での連絡のみとする場合もあります。

 

実際に清田区内の多くの事業所を訪問させていただき、支援の特徴や強みとしていることを知ることができました。
これからは、ご相談を受けた際にお子さんの特性や求めていることに応じて、適切なデイサービスをご紹介したり、勉強させてもらう機会を得られるような関係を築いていきたいと考えています。

 

すでに訪問させていただいた事業所の皆さま、これから連携していくことになる事業所の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿日:2020年09月29日(火)